三引両紋は、伊達家1世朝宗が文治五年(1189)源頼朝より拝領した幕紋二引両を、後代、竪三引両に改め輪郭に入れて図案化し定紋としたもので、伊達家の家紋では最も古いものである。
竹に雀紋は、14世稙宗が天文11年(1542)上杉家より婿引出物として贈られたもので、15世晴宗の代より伊達家累代の定紋(仙台笹)となった。
菊紋、桐紋は、17世政宗が豊臣秀吉より拝領。九曜紋は政宗が細川家に所望し用いられた家紋、雪薄紋政宗の代より用いると家伝している。
牡丹紋は延宝8年(1680)20世綱村が近衛家ら拝領、21世吉村は手を加えて蟹牡丹(仙台牡丹)としている。
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