伊達政宗は永禄10年(1567)8月3日、伊達家16世輝宗の長男として米沢城(山形県)で生まれました。幼少のころ疱瘡を病み右眼を失明しましたが、天正5年(1577)11歳で元服。伊達家中興9世政宗の名をつぎ、藤次郎政宗と名のりました。 天正9年(1581)5月、15歳で初陣天正12年、18歳で伊達家を相続し、以来、人取橋の戦で葦名、岩城、佐竹の連合軍を撃退、磐梯山麓摺上原の合戦で宿敵葦名義広の軍を破り、天正17年、会津黒川(若松)城に入城。奥州の大半は伊達家の支配下となり、「独眼竜政宗」の異名を天下に轟かせました。天正19年豊臣秀吉の麾下に属した政宗は、その命に従い葛西大崎一揆鎮定し、米沢より岩出山城に移りました。 |
伊達政宗甲冑姿木像
(瑞巌寺 蔵)
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